2024年4月20日（土）～5月26日（日）火曜休館　＊4/30（火）は開館
 

伊原美代子《みさおとふくまる》2011 ⒸMiyoko Ihara

■開催趣旨

伴侶を亡くした伊原の祖母「みさお」のもとに現れたオッドアイの「ふくまる」。
ひとりと一匹の“いのち”をみつめ、世界中に愛されている珠玉の作品を公開します。（全22点）
 
本作品は、若手写真家を支援する当館の活動「ヤング・ポートフォリオ」（YP）にて、2010、2013年度に収蔵したものです。
 
 

伊原美代子《みさおとふくまる》2011 ⒸMiyoko Ihara

伊原美代子《みさおとふくまる》2010 ⒸMiyoko Ihara

伊原美代子《みさおとふくまる》2011 ⒸMiyoko Ihara

伊原美代子《みさおとふくまる》2012 ⒸMiyoko Ihara

●G.W.中の5/4（土）トーク・イベント「みさおとふくまる」を開催！

伊原美代子氏を迎え、撮影時のエピソードなど楽しいお話をうかがいます。

伊原美代子《みさおとふくまる》2013 ⒸMiyoko Ihara

2024年5月4日（土）13：00～（約40分） 参加無料
 
要予約：お席をご用意しますので、5/3（金）17：00までに info@kmopa.com へ、
件名：「トーク参加希望」として①お名前 ②参加人数を明記ください。
 

■伊原美代子（1981-）

千葉県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業後、樋口健二氏に師事した後、フリーランス。名取洋之助写真賞 奨励賞（2005）、日本ドキュメンタリーユースコンテスト 優秀賞（2009）、第11回上野彦馬賞 日本写真芸術学会奨励賞を受賞。
写真集『みさおとふくまる』（リトルモア/2011）『みさおとふくまる さようなら、こんにちは』（同/2013）、「ふくまるてくてく」（メディア・パル/2015）

 
この度は、2024年度ヤング・ポートフォリオに
多数の応募をいただき、誠にありがとうございました。
 
ただいまデータ選考の最中ですが、諸般の事情により
一次選考通過者の発表を3/25（月）頃とさせていただきます。
応募者のみなさまには、いましばらくお待ちいただければ幸いです。
 
何卒よろしくお願い申し上げます。
 
清里フォトアートミュージアム
ヤング・ポートフォリオ事務局
 
 
 
We are pleased to announce that we have received a large number of applications for the 2024 Young Portfolio. Thank you very much for your participation.
 
We are currently in the process of selecting data, and due to various circumstances, we will not be able to announce the first passers until around Monday, March 25th.
We appreciate your patience.
 
Young Portfolio Section
Kiyosato Museum of Photographic Arts
 
 
 

＊2024年3月16日（土）より、2023年度ヤング・ポートフォリオ（YP）展と同時開催。

 
3月16日（土）～5月26日（日）まで、2023年度ヤング・ポートフォリオ（YP）展を開催いたします。
 
本展会期中、当館の過去のYPコレクションより、ジュリオ・ビッテンクール（ブラジル）、マリー・ヴェングラー（デンマーク）による20点を併せ、当館ガレリアにて特別展示を行います。
 
 

ジュリオ・ビッテンクール《Ramos02》2008（C）Julio BITTENCOURT

 
 
　この２人の作家は、世界的な写真賞である2023年度 Prix Pictet（プリ・ピクテ／スイス）にノミネートされました。
　プリ・ピクテとは、地球のサステナビリティ（持続可能性）をテーマとして2008年に創設された国際写真賞です。2023年のテーマ「Human/人間」に沿って、世界各国の批評家、キュレーター、ジャーナリスト、ギャラリストなどが、ストーリー性や芸術性の高い作品を推薦しました。
 
 

マリー・ヴェングラー《REJECTED(5)》2021（C）Marie WENGLER

 
 
ビッテンクールの〈Ramos〉と〈Prestes Maia〉、ヴェングラーの〈除け者（Rejected）〉シリーズは、YPコレクションの中から当館学芸員が昨年のテーマにふさわしい作品をノミネートし、入賞にはならなかったものの、優れた候補作品として、プリ・ピクテ展図録に各1点が紹介されています。
当館では、YPを通して作品を収蔵・展示するだけでなく、写真賞に推薦するなど、様々な形で若手写真家をバックアップしてまいります。
 
 
 
 
 

ジュリオ・ビッテンクール（1980） Julio BITTENCOURT

www.juliobittencourt.com
 
ブラジルの大都市サンパウロに生まれ、サンパウロとニューヨークに育つ。
作品は、都市が絶えず発展する様子を目の当たりにした彼自身の経験から作られている。
展示作品は、2014年度、2015年度「ヤング・ポートフォリオ（YP）」にて収蔵した作品（全14点）。

マリー・ヴェングラー（1992） Marie WENGLER

www.mariewengler.com
 
デンマーク・コペンハーゲン生まれ。創作活動と同時に、博士課程にてジェンダー多様性学についての研究も行う。展示作品は、2022年度「ヤング・ポートフォリオ（YP）」にて収蔵した作品（全6点）。

■2023年度ヤング・ポートフォリオ展のチラシは、こちらからダウンロードいただけます。
https://www.kmopa.com/category/press/