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高校生写真ワークショップ(WS) ~講評会から初展示まで~

 
WS実施日:2022年3/20(日)、5/8(日)、7/31(日)13:00~15:00
会場:当館エントランスホール、会議室
 
参加者は、山梨県、長野県の高校1~3年生。プロジェクターで投影した作品を、副館長の瀬戸正人(写真家)が講評する2時間のWSです。

高校生WS
高校生WS
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講評のあとには感想や、質疑応答も。

高校生WS

講師の瀬戸正人は、自身の哲学をあますことなくレクチャー。
「大切なのは、型にはまらないこと」「実験に失敗はない!」

高校生WS
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<高校生の感想>

  • 「芸術は役に立たない、自分が感動するためにつくるもの、という言葉が衝撃的でした」
  • 「WSに3回参加して、以前よりすごく自由に写真が撮れるようになりました。」
2022年10月2日(日)、展示にも挑戦しました。

高校生WS

瀬戸が選んだ「この人のベスト」は、1点ずつイーゼルに展示。
瀬戸と高校生が選んだ作品5点は、“詠み人知らず”風に壁面に。

高校生WS

瀬戸「全部まっすぐに並べなくてもいいんだよ」

高校生WS

自由なレイアウトに初挑戦中。

高校生WS

試験で来られない先輩たちの分も展示。

高校生WS

展覧会タイトルは「旅しないカメラ」です。
 
展覧会名:「旅しないカメラ」~清里フォトアートミュージアム 2022年高校生WS編~
会期:2022年10月15日(土)~12月4日(日) *火曜休館
会場:清里フォトアートミュージアム エントランスホール(無料)
同時開催:「2022年度ヤング・ポートフォリオ」展(高校生以下無料)

本WSは、来年(2023年)も開催予定です。
当館公式サイト、SNSで日程を発表します。ご参加をお待ちしております!
 
当館公式サイト:https://www.kmopa.com
お問合せ:Tel: 0551-48-5599 (代表) Email: info@kmopa.com
●ワークショップ(第3回)のダイジェスト動画はこちら

高校生WS

高校生WS

 

「2022年度ヤング・ポートフォリオ」を10月15日(土)~ 12月4日(日)まで開催 北欧、ウクライナ、アジアから日本まで収蔵作品133点を一堂に展示

 

卞敏

卞敏(中国、1988)
《普通の恋人》2021
ⒸBian Min

ヴェングラー

マリー・ヴェングラー(デンマーク、1992)
《除け者 (4)》2021
ⒸMarie Wengler

 
 

<展示概要>

ヤング・ポートフォリオ(YP)は、K・MoPAが1995年の開館以来毎年開催している、世界の35歳までの青年の作品を公募・購入・展示する文化活動です。本展では、世界51カ国、522人、11,508点の応募作品から厳選された、24人による133点を展示します。困難な状況下にあるウクライナからも応募があり、2名が購入作家となりました。また、2021年に引き続きフランスから選考委員として招聘したアントワン・ダガタは、コロナ禍による制限下、本年ようやく来日・選考が叶いました。
世界的な困難を超えてK・MoPAに結集した若手写真家の情熱を、本展で感じていただければ幸いです。

展覧会の詳細はこちら! https://www.kmopa.com/category/future/

 
 

鈴木

鈴木隼斗(日本、1993)
《unknown trip》2019
ⒸHayato Suzuki

バビスタ

クリスチャン・バビスタ(フィリピン、1995)
《無題》2020
ⒸChristian Babista

 
 

「2022年度ヤング・ポートフォリオ」展
会期: 2022年10月15日(土)~12月4日(日)
会場: 清里フォトアートミュージアム
主催: 清里フォトアートミュージアム委員会
特別協賛: 真如苑(社会貢献基金)
開館時間: 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日: 毎週火曜日
2022年度ヤング・ポートフォリオ(第28回)選考委員:
アントワン・ダガタ、野口里佳、瀬戸正人(副館長)、細江英公(館長/特別選考委員)

 

選考風景

選考風景

選考会の動画はこちら! https://www.kmopa.com/category/video/

選考風景

 
 

チョイストーツィン

オレクシー・チョイストーツィン(ウクライナ、2000)
《時代は本当に過ぎ去った 3 Truba Group》2021
ⒸOleksii Chystotin

石田

石田浩亮(日本、1990)
《Untitled from “きみは振動するエネルギー”》2018
ⒸKosuke Ishida

 
 

●展示替え休館:2022年9月26日(月)~10月14日(金)まで

 

日本写真芸術専門学校2年生が、北杜市の魅力を撮影。9月25(日)まで当館で展示

 

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
★画像をクリックすると、新しいタブで大きな画像が表示されます。

 
 
2022年8月22日~25日、当館は、日本写真芸術専門学校2年生のサマーキャンプを受け入れ、学生の皆さんが北杜市の増冨地域(須玉町)で撮影した写真を、エントランスホールに展示しております。
若い写真家を支援する公募「ヤング・ポートフォリオ」を行う当館は、これから応募をする次世代への貢献として、本年はじめて、展示会場の提供、レクチャーのなどの協力をさせていただきました。

東京・渋谷駅に近い同校は、コロナ禍の影響で、学生同士の共同作業や一斉に遠出をする機会を設定しづらかったそうです。
そのため学校側は、初めて訪れる北杜市民、とくにご高齢の方々とのコミュニケーションを重視し、しっかりと挨拶をし、敬意をもって撮影をお願いすることを経験し、さらに作品の出力から展示作業までを完結していくという、3泊4日の実践型プログラムを組まれました。

 
 
初日は東京から北杜市に移動し、当館でオリエンテーションを行った後にロケハンという一日でした。

同校講師・菅沼先生
「最大のミッションは『増冨地域の魅力を写真で伝えること』。『撮影されて良かった』、と、地域の方々に感じていただくことです。」とのアドバイス。
 
 

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

 
 
2日目には、増富温泉(北杜市須玉町)周辺にお住まいの方々を撮影しました。
 
 

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

 
 
3日目には当館副館長の瀬戸正人によるレクチャーと、作品講評会。
「いま、皆さんを見て、胸がキュンとしました」瀬戸も写真家になる前の学生だった自分、そして自身の原点を思い出したのでしょう、冒頭、こう切り出しました。

瀬戸「どんな状況なのかがわかる写真を撮ってほしい。ほかの芸術とちがい、それが写真の特性だから」
 
 

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

 
 
そして最終となる4日目には、増富地域で撮影した作品をゼミごとに分かれ、学生自身が当館で展示を行いました。
 
 

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

 
 
学生の皆さんにとっては、はじめての経験が目白押しだったことでしょう。
勇気を出して地元の方々に撮影をお願いし、慣れないながらも懸命にコミュニケーションをとり、ときには、とれたての野菜や麦茶をふるまっていただいたり。
初めての展示作業にも挑戦した夏の終わりの4日間、彼らの成長の軌跡が詰まったフレッシュな展示には、富温泉周辺の方々の笑顔と、どこか懐かしい風景が刻まれています。
 
 

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

 
 
展覧会タイトルは「スイカとニガ瓜」。会期は9/25(日)までとなります。
ぜひご覧ください。
 
 

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022
日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

 
 
最後に、引率と指導をされた学校関係者の皆さま、宿泊や食事、撮影まで、惜しみなく協力くださった北杜市の皆さまのご尽力に心から敬意を表し、当館を利用いただきましたことに深く感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
 
 

日本写真芸術専門学校サマーキャンプ2022

 
 
 
<サマーキャンプ2022>
主催:日本写真芸術専門学校
参加者:日本写真芸術専門学校 総合写真研究ゼミ フォトアートゼミ 2年生 30名
    講師、事務局7名

<協力・協賛>
増富地域の皆さま、増富の湯、ますとみ元気会、増富観光協会 女将の会、みずかき山リーゼンヒュッテ、八ヶ岳・韮崎ジャーナル、キヤノンマーケティングジャパン株式会社
清里フォトアートミュージアム

 
展覧会名:「スイカとニガ瓜」
*撮影地 / 増富温泉(北杜市須玉町)周辺
会場:清里フォトアートミュージアム エントランスホール *本展示は無料
会期:2022年9月25日(日)18:00まで(入館は17:30まで)
休館日:火曜日
 

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