2023年10月29日(日)に当館で開催しました2023年度ヤング・ポートフォリオ(YP)レセプションの動画を公開いたします。
2023年度に購入した22人のうち、当日出席した13人の写真家に対して、選考委員の今道子、野口里佳、瀬戸正人が直接講評を行った貴重な記録映像です。ぜひご覧ください。
2023年10月29日(日)に当館で開催しました2023年度ヤング・ポートフォリオ(YP)レセプションの動画を公開いたします。
YPOBでマグナム正会員となったラファル・ミラフ(ポーランド、1978、YPで7年連続全42点を購入)がドイツの権威ある写真賞「エーリッヒ・ザロモン」賞を受賞しました。
エーリッヒ・ザロモン賞(Dr. Erich Salomon-Preis)は、ドイツ写真協会が、一般公募をせずに、年一回、独自にノミネートをするものです。
広報活動に写真を活用した優れたメディアや写真家を表彰します。
レセプション(左から2人目ミラフ)
エーリッヒ・ザロモン(1886−1944)は、ドイツのフォトジャーナリスト。フラッシュを使わずに自然光でスナップするフォトジャーナリズムを確立した最初の写真家。ホロコーストで亡くなりました。
去る10月29日(日)13:30~15:00、清里フォトアートミュージアムのエントランス・ホールにて、2023年度ヤング・ポートフォリオのレセプションを開催いたしました。
当館が毎年公募を行う「ヤング・ポートフォリオ(YP)」では、35歳以下の若手作家の優れた作品を購入・収蔵しています。
開館の1995年度からスタートし、29回目となった2023年度ヤング・ポートフォリオには、36ヶ国の335人から6,973点の応募があり、写真家・今道子氏、野口里佳氏、瀬戸正人(当館副館長)による厳正な選考の結果、22人の作家による101点を購入しました。
2019YP年度以来、コロナ禍の影響により中止していたレセプションには、当館が作品を購入した22人の若手写真家のうち13人、そして3人の選考委員、2023年度以前のYP購入作家など85人に出席いただきました。
<13人の作家によるスピーチと選考委員による講評>
▽ 2023年度選考委員・今道子氏(中央)/ 常任委員・中村浩之(右)
▽ 2022, 2023年度選考委員・野口里佳氏
▽ 選考委員・瀬戸正人(副館長)
<作品保存証書授与式>
式典終了後には、晴れやかな笑顔で参加者とのコミュニケーションをとる若手写真家の姿が。今後のみなさんの写真家としての歩みに期待がふくらみます。
清里フォトアートミュージアムは、いつも、そしてずっとみなさんを応援しています。
<当日の出席者>
2023年度ヤング・ポートフォリオ(YP)購入者
野々山裕樹 中野翔大朗 芽尾キネ 相原舜 Katharine KOLLMAN
MA YUE クガハルミ 加藤清志 阪根浩平 薗部一騎 夢無子 卯月梨沙 井上麻由美
*順不同
2023年度YP選考委員
今道子 野口里佳 瀬戸正人
清里フォトアートミュージアムより
運営委員・松本徳彦 常任委員・中村浩之 スタッフ一同
これまでに購入したYP作家
YP2019森本眞生 YP2021, 2022狩野萌 YP2022卞敏 YPOB山内悠
そのほか、日本写真協会をはじめ、ご参加いただきました写真関係者のみなさま、ご来場誠にありがとうございました。
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