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アンコール＃26
タ・プローム、カンボジア 1993年
［禁無断転載］ |
9世紀にはじまり、12〜13世紀にその最盛期をむかえたアンコール王朝。当時の人々が「神の世界」を具現化した祠（ほこら）であるアンコール・ワットをはじめとする壮大な寺院は、カンボジアの人々にとって民族の誇りであり、心のよりどころとなっています。しかし、近年の国内の混乱と内戦、そして熱帯のきびしい自然のなかで、アンコール遺跡は倒壊の危機に直面しています。 |
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アンコール＃73
バイヨン、カンボジア 1994年
［禁無断転載］ |
井津氏は、アンコール遺跡の今の姿を19世紀後半に発明された「プラチナ・プリント」という古典的技法を使い、遺跡の持つ神秘性、かたちの美しさ、そして時間の流れを、写真の中に凝縮していきます。 |
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アンコール＃73
バイヨン、カンボジア 1994年
［禁無断転載］ |
「プラチナ・プリント」は、19世紀後半に始められたプリントの技法で、独特の優美な色調を持ち、保存性にも大変優れていますが、密着焼きでしかプリントができません。井津氏は100キロにもおよぶカメラと機材を使用して大判のネガを作り、手作りの印画紙に一枚一枚プリントしています。 |
| ［禁無断転載］Copyright (c) 1996 Kenro Izu
あくまでも静かなイメージの中に潜む、遺跡への深いおもいをご覧ください。
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