2019年度ヤング・ポートフォリオ展に併せて、10月7日（水）〜11月8日（日）まで、当館収蔵作品より、アンドレ・ケルテスの初期作品11点を特別展示いたします。

 

1894年、ブダペストに生まれたケルテスが初めて写真を撮ったのは1912年。フィルムではなく、ガラス感板を用いての撮影でした。写真に魅せられていた青年ケルテスは、早くも「写真には人生とフォルムをとらえる潜在力がある」ことを察知していたと言います。ケルテスは、近代写真の主な潮流、小型カメラによる「キャンディッド写真」(被写体に気づかれることなく、自然な表情を撮影した写真)と、主観的なルポルタージュ写真の産みの親として、その功績が高く評価されています。写真表現の開拓者として多くの後進に影響を与え、今も世界中で愛され続けているアンドレ・ケルテス。その若き日の作品（当館蔵）を、ぜひご覧ください。

 

休館日：火曜日　　但し11/3（火・祝）は開館　　★11/9（月）より冬期休館

開館時間：10：00～17：00（入館は16：30まで）

2019年度ヤング・ポートフォリオ展に併せて、9月２日（水）〜10月5日（月）まで、当館収蔵作品より写真家ロバート・フランクの初期作品11点を特別展示いたします。

 

ロバート・フランクは、世界で最も重要な写真家の一人として、多くの同世代および後進の写真家に影響を与え、世代を問わず熱烈に支持されている写真家です。

1947年、フランクは、23歳でスイスからアメリカ・ニューヨークへ移住し、写真家としてのキャリアをスタートさせます。その後、約15年間集中的に写真を撮影しました。生地スイスからニューヨークへ渡り、南米やヨーロッパへの撮影旅行を重ねた後、自分の写真集を世に出す決意とともに再びアメリカへ戻ります。そして、1958年に写真集『アメリカ人(The Americans)』を発表。自身は、発表直後に映画製作へと身を転じますが、『アメリカ人』は、かつてない衝撃をもたらし、20世紀の写真を大きく変貌させるきっかけとなりました。本展では、ニューヨークでファッション誌の仕事をしながら撮影していた当時の作品、そして『アメリカ人』掲載の作品など11点を展示いたします。

昨年9月9日に94歳で世を去ったフランクの若き日の作品（当館蔵）を、ぜひご覧ください。

 

休館日：火曜日　　★9/22（火・祝）と11/3（火・祝）は開館

開館時間：9月～11月は、10：00～17：00（入館は16：30まで）

新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月20日（金）より臨時休館をしておりましたが、
対策を徹底し、7月1日（水）より11月8日（日）まで開館いたします。
なお、館内の消毒・清掃・換気を徹底するため、8月をのぞいて開館時間を短縮し、
10：00～17：00（入館は16：30）といたします。

展覧会　　2019年度ヤング・ポートフォリオ展
会　期　　2020年7月1日（水）～11月8日（日）
休館日　　8月は無休　/　7、9、10、11月は毎週火曜
★9/22（火・祝）と11/3日（火・祝）は開館
開館時間：　7月と9、10、11月の会期中　10：00～17：00（入館は16：30まで）
8月　10：00～18：00（入館は17：30まで）
入館料　　一般800円　学生600円
高校生以下無料　　障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
友の会会員は無料

※細江英公展は来年に延期いたしました。

●新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、
ご来館のお客さまに下記をお願いいたします。

＜ご来館のまえにお読みください＞
●来館者全員を対象に、スタッフによる検温（非接触型検温器）を実施します。
37.5℃以上の発熱がみとめられた場合には、当日の入館をご遠慮いただきます。

●以下の項目に一つでも該当する方は、当日の来館をお控えください。
・37.5℃以上の発熱、または咳、のどの痛みなど、風邪の症状がある方
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への渡航歴がある方
・過去14日以内に、発熱や風邪の症状で受診や服薬などをした方
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方

＜ご入館の際に ご協力ください＞
①マスクの着用、手洗い、手指の消毒
②スタッフによる検温（非接触型）
③お客様用チェックシートへのご記入
④ソーシャルディスタンスを保つ
⑤ご自身による来館日時の把握・記録

＜施設 およびスタッフの対応＞
①館内の消毒、清掃、換気の徹底
②スタッフの検温、マスク着用
③書籍、写真集を当面の間撤去
④館内休憩スペースの縮小
⑤団体受付の休止

展示の詳細は「現在の展示」をご覧ください。

https://www.kmopa.com/?cat=6