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2021年度ヤング・ポートフォリオ(YP)一次選考結果発表

 

2月15日~3月15日までデータ作品の募集を行った2021年度ヤング・ポートフォリオ(YP)。

当館初のデータによる募集を行った結果、2021年度YPには、27カ国・278人の応募をいただきました。

誠にありがとうございました。

厳正な選考の結果、一次選考通過者は、15カ国・55人となりました。

通過された方々の氏名、国籍、作品1点ずつを下記のとおり公開中です。

 

一次選考を通過された55人の方には、2021年5月31日必着で、当館までプリント作品を送付いただきます。

2021年度ヤング・ポートフォリオ(YP)作品募集終了のお知らせ

2021年度ヤング・ポートフォリオ(YP)の募集を、3月15日に終了いたしました。
国内外より、たくさんのご応募ありがとうございました。

これより2021年度YP選考委員による一次選考を行い、
一次通過者の作品1点を、当サイト内で発表いたします。
4月10日頃の公開を予定しておりますので、しばらくお待ちください。

<2021年度ヤング・ポートフォリオ選考委員>
瀬戸正人、アントワン・ダガタ(仏)、金村 修、細江英公(館長)

2021年度ヤング・ポートフォリオ(YP)作品募集

【重要なお知らせ】応募方法が大きく変わります!

★一次はデータ選考、二次はプリント選考

★応募時期が例年より早まります。2月15日から3月15日「画像データ」必着

2021年度募集対象者:1986年1月1日以降に生まれた方

 

①一次選考:2月15日~3月15日「画像データ」必着 

作品の「画像データ」をご応募ください。

(JPGで5MBまで。短辺1300ピクセル、解像度300dpi以下。1人最大50点まで)

 

②一次選考の結果発表:4月10日頃 

・一次選考通過者名の作品1点と作家名を、当館ウエブサイト内YPサイトにて公開します。

・一次選考通過者にはメールにて通知いたします。

 

③二次選考:5月31日必着

一次選考通過者は、5月31日までに「プリント」をご応募ください。

 

<2021年度ヤング・ポートフォリオ選考委員>

瀬戸正人、アントワン・ダガタ、金村 修、細江英公(館長)

 

【2021年度選考委員】

金村 修(日本、1964-)
東京綜合写真専門学校在学中、新聞配達のアルバイトをしながら都市の風景を撮り始める。在学中に招待されたロッテルダム写真ビエンナーレを皮切りに内外にて発表活動を行う。1996年、世界の注目される6人の写真家のひとりに選ばれ、ニューヨーク近代美術館の「New Photography 12」に出品。日本写真協会新人賞、土門拳賞など受賞多数。近年は、カラー作品やインスタレーション、映像作品など幅広い展開を見せている。

 

瀬戸正人(タイ/日本、1953-)
1953年、タイ国ウドーンタニ市に生まれ、1961年、父の故郷、福島県に移り住む。1975年、東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。在学中、森山大道氏に大きな影響を受ける。森山氏の紹介で岡田正洋事務所に勤務し、コマーシャル撮影を学ぶ。深瀬昌久氏の助手を務めたのち独立。1983年、「Bangkok 1983」にて初個展。1987年、自らの発表の場としてギャラリー「PLACE M」を開設し、現在も運営中。「夜のワークショップ」を開催し、後進の指導にあたっている。『《バンコク、ハノイ》1982-1987』で日本写真協会新人賞、〈Silent Mode〉と〈Living Room Tokyo 1989-1994〉で第21回木村伊兵衛写真賞受賞。自伝エッセイ『トオイと正人』で第12回新潮学芸賞受賞。近作に『binran』、『Cesium/Cs-137』などがある。

 


FRANCE. 2015. French photographer Antoine d’AGATA.
© Gilles Pandel 
アントワン・ダガタ(フランス、1961-)
1961年、フランス・マルセイユに生まれる。1980年頃から10年間、ヨーロッパ、中米、アメリカなど世界各地を放浪。1990年、ニューヨークの国際写真センター(ICP)にて写真を学び、ラリー・クラークやナン・ゴールディンのワークショップに参加。1991年、マグナムのニューヨークオフィスにて久保田博二らのアシスタントを務める。1993年、フランスに帰国後、家庭を持ち、生活のため4年程写真を離れるが、その後活動を再開し、展覧会、写真集の出版など活発に作家活動を行っている。2001年、ニエプス賞受賞。2004年、『Insomnia (不眠症)』で第20回東川賞・海外作家賞を受賞。2004年マグナムに参画、2008年より正会員。現在は、コロナ禍の現状をフランス、スペイン、メキシコ、トルコ、オーストリアなどで撮影中。

 

細江英公(日本、1933-)
舞踏家・土方巽を被写体とした「鎌鼬」や、三島由紀夫を被写体とした「薔薇刑」(1963)など、特異な被写体との関係性から紡ぎ出された物語性の高い作品により戦後写真の転換期における中心的な存在となる。東京工芸大学名誉教授。1995年より当館初代館長。2003年、「生涯にわたり写真芸術に多大な貢献をした写真家」として英国王立写真協会より創立150周年記念特別勲章を受章したほか、2010年、文化功労者。2017年、写真家として初めて生前に旭日重光章を受章した。

 

*詳細は、随時当館ウエブサイト内NEWSコーナーにアップいたします。

https://www.kmopa.com/?cat=4

 

YOUNG PORTFOLIO 2021 (YP) CALL FOR ENTRIES

An opportunity for artists under the age of 35 years old to have their work included in a museum collection.

Important Notice: Major changes have been made to the application.

 

1. Primary Selection: Data Entry

Submission period: February 15 – March 15, 2021

Each individual work must be saved in JPG format and be no larger than 5MB (1,300 pixels on the shortest side, at 300 dpi). A maximum of up to 50 works per person may be uploaded. Applicants must have been born after January 1, 1986.

 

  1. Announcement of the Primary Selection Results: April 10, 2021

One image and the artist’s name will be up posted on YP website page of the KMoPA website. Also announced to applicants by email.

 

  1. Secondary Selection: Print Entry

Submission period deadline: May 31, 2021

. Applicants whose works were selected forpassed the primary selection can submit their prints. A maximum of up to 50 works may be submitted no later than May 31, 2021.

 

<YP2021 Selection Committee Members>

Masato SETO, Antoine D’AGATA, Osamu KANEMURA, Eikoh HOSOE (Director of the Museum)

*For details: https://www.kmopa.com/?cat=4

 

 

2021年、KMoPAは従来のYP募集方法を変更

画像データによる一次選考を開始 

~ 一次選考を通過した作家名と作品1点を、当館HP上で発表 ~

 

<一次はデータを選考>

KMoPAは、2021年度YPより、従来の応募方法を変更し、一次選考を「データ応募」とします。世界中の、より多くの青年に、チャンスを広げたいと思います。一次選考に通過した作家名と作品1点は、当館HP上で公開いたします。

 

<二次はプリントを選考>

一次選考通過者には、従来通り「プリント」を応募いただきます。「ネガは“楽譜”、プリントは“演奏”」というアンセル・アダムスの言葉のとおり、今後もKMoPAは、作家の思い、情熱あふれる優れたプリント作品を収蔵・展示し、後世に残します。

 

<データとプリント、どちらも必要な時代>

現在は、web掲載や印刷原稿にはデータが、美術館やギャラリーでの展示にはプリントが必要となります。

若手写真家のみなさんには、将来の活動を見据え、YPを通して双方の制作に取り組んでいただければ幸いです。

 

KMoPA Changes the Young Portofolio Application Method for 2021

Preliminary Screening via Image Data Begins

Photographers who pass the preliminary screening will have their names and one work each presented on the Museum’s website.

 

Image data for the preliminary screening

For Young Portfolio in 2021, KMoPA has changed its application method. Applicants are to submit image data for the preliminary screening. This change will, we hope give more young photographers throughout the world a chance to participate. Those selected through the preliminary screening will have their names and one work each published on the Museum’s website.

 

Prints for the final screening

Those who pass the preliminary screening will, as in years past, submit prints. As Ansel Adams said, “The negative is the score, and the print is the performance.” KMoPA thus collects, displays, and preserves for future generations superb prints filled with the thinking and passion of the photographers who created them.

 

Data and prints: An age in which both are needed

Today, digital image data are used for display on websites and for printing documents, but prints are needed to display work in museums and art galleries.

We hope that young photographers will, with their future activities in mind, engage through Young Portfolio in creating both digital photographs and prints.

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