2005/10 |
●K・MoPA開館10周年記念
「アンコ−ル小児病院」サポート・プロジェクト2005
―語り継ぎ、切り拓く―
早乙女が語る“戦争”、津軽三味線のカリスマ・木乃下が奏でる鎮魂歌―。 |
●日時:10月16日(日)午後2:00〜4:30
●出演:早乙女勝元(作家、東京大空襲・戦災資料センター)
木乃下真市(津軽三味線奏者)
●会場:K・MoPA音楽堂
●入場料:3,000円(全席自由)、大人2名様以上各2,500円
中・高校生各1,000円 小学生は無料
*当日券は3500円
●定員なし:人数分のお席をご用意致しますので
住所、氏名、参加人数を下記までお申し込みください。
世界の遺跡を撮影する写真家・井津建郎(いず
けんろう)氏は、カンボジアのアンコール・ワットを撮影中、地雷で手足を失った子どもたちを目の当たりにし、「これまで撮る<TAKE>ばかりだった自分に、何かできないだろうか<GIVE>」と、病院建設を決意します。そして、NGO「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダー(国境なき友人)」を創設、1999年「アンコール小児病院」を開院しました。「あるものへの共感」を基本理念とする当館は、井津氏の活動を支援するために2000年より毎年チャリティ・イベントを開催し、チケットによる収益のすべてを小児病院に寄付しています。
日本の敗戦から60年目にあたる本年は、当館にて開催中の展覧会「WWU―日本の敗戦:キャパ、スミス、スウォープ、三木淳の写真」に併せ、戦争の事実を知り未来に活かすことをテーマに、トークのほか、音楽と映像のコラボレーションを行います。戦争を知る世代と知らない世代が、ともに“平和”について考える場となれば幸いです。
【 第1部 】午後2:00〜3:30
トーク
早乙女勝元 /作家 東京大空襲・戦災資料センター館長
【 第2部 】午後3:50〜4:30
津軽三味線
ライブ
木乃下真市 /津軽三味線奏者
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出演者プロフィール
早乙女勝元(さおとめ かつもと)
1932年東京生まれ。12歳で東京大空襲を体験する。働きながら18歳の時に執筆した「下町の故郷」が直木賞候補となり作家活動に入る。「東京大空襲を記録する会」の推進力となり、同会は菊池寛賞を受賞。著書に「図説東京大空襲」、「語りつぐ戦争 15人の伝言」、「ベトナム “200万人餓死の記録」、「アウシュビッツからの手紙」ほか多数。
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木乃下真市(きのした しんいち/木下伸市改め)
1965年和歌山県生まれ。10歳から三味線を習い、17歳でNHK邦楽オーディションに合格。津軽三味線全国大会に連続優勝した後、同大会の歴代チャンピオンが初めて競い合った特別企画“山田千里杯争奪戦”で史上初の優勝者となる。百年に一人の逸材と言われ、津軽三味線奏者のカリスマ的存在となっている。2004年に5thアルバム「パッション!」をリリース。
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演出:中小路太志 音響・照明:山本高広
企画制作:清里フォトアートミュージアム
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●9月4日、NHK「新日曜美術館」で放映 |
2005年9月4日(日)、NHK教育テレビ「新日曜美術館」にてK・MoPAで開催中の「WWU―日本の敗戦:キャパ、スミス、スウォープ、三木淳の写真」展をご紹介いただくことになりました。 放送は午前9:00〜と午後8:00〜の2回、番組後半のインフォメーションコーナーにて約3分間放映されます。 館長・細江英公による作品紹介もありますのでぜひご覧ください。
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