2001/06 |
●ハラダタカシ −音の雫− を終えて
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梅雨入り間近の6/2(土)、音楽堂にて、世界的なオンド・マルトノ(フランスの電子楽器)奏者、ハラダタカシさんのライブを開催しました。開場間際にぱらぱらと天気雨が降り、その後は輝くばかりの晴天に恵まれた清里。40代以上の大人の観客が多い中、今回はオンド・マルトノファンの若い方々の姿もみられ、音楽堂はいつしか満員に。午後3時、照明を落としたステージに、美しいオブジェのような楽器と、ハラダさんのシルエットが浮かび上がりました。 |
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天使のように汚れのない高音と地響きのような低音を自在に操るハラダさんの演奏と、ますます冴え渡るハスキーなシャンソン。来場のフランス人も「期待通り!」と、絶賛していました。第一部の最後には、ハラダさんが或るアニメーション映画のために作曲した新曲を披露。歌っている女性はハラダさんのご家族です。 |
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休憩時間には音楽堂の窓を開け放ち、澄み切った高原の空気と、赤・白のワイン、当館レストランのシェフがこの日のために特別に焼いた4種類のお菓子がご好評をいただきました。第二部の変化に富んだプログラムにすっかり魅了された観客からはアンコールの拍手が鳴り止まず−。一体、ハラダさんは何曲プレゼントしてくださったのでしょうか? |
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今回ご覧いただけなかった方、すでに次回を期待する声が上がっておりますので、どうかしばらくお待ちください。
オンド・マルトノ演奏曲: |
野の花を踏みながら詩を語らないで
金の毒
ブルーな思案
木と風のクリスマス
YOU'N ME
キューズ・ジャヴァ
ムーン・インディゴ
夏は月が好き
トパーズ
マーマレード
ストロベリー |
シャンソン: |
俺達はののしられるためにここにいるんじゃない
モザール・アヴェク・ヌー
酒飲み
ナント
孤独
我が麗しき恋の物語
子供の頃
瀕死の人 ほか |
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