2000/02 |
- ●雪のない冬
-
暖冬の今年、K・MoPA付近は積雪ゼロです。(2月6日現在)
国道141号線の電光掲示板には、「スリップ注意!」
「この先、路面凍結、注意!」という、ノーマルタイヤで何気なく訪れた
人々が一瞬にして凍りつき、横転しかねないような(!?)巨大な赤い文字が
みえるのですが、実際は完全に乾いており、標高1000メートルの
K・MoPAに着くまで、日陰に残った根雪しか見当たりません。
八ヶ岳山頂の雪もまばらで、紺碧の空に聳え立つ姿はすでに春の
趣です。しかし、一転にわかにかき曇り・・・・ということも
ある時期です。お車でのご来館にあたり積雪が心配な方は、
K・MoPAまでメールかお電話をくだされば、今日の天気・明日の見込み
などをお伝えいたします。「明日」に関しては、あくまでも見込みですが・・・・。
|
- ●1999年度ヤング・ポートフォリオ「作品永久保存証書」授与式
を終えて
-
1月22日(土)、K・MoPA内レストラン、ラ・プルミエールにて
1999年度ヤング・ポートフォリオにて作品購入及び永久コレクションが決定した
作家82名中40名、1999年度選考委員で写真家の今井寿恵氏、川田喜久治氏、
2000年度選考委員の内藤正敏氏ほか来賓の方々約110名が参加、永久コレクション
授与式と展覧会オープニングを行いました。
館長の細江英公のあいさつ後、
K・MoPA運営委員・松本洋氏(財団法人国際文化会館専務理事)
が「2000年最初の乾杯」の音頭をとり、華やかな雰囲気の
中、作家同志の歓談風景がみられました。
選考委員の今井氏、川田氏の激励の言葉は、現役の写真家として、若手作家の
将来の飛躍を期待し、あえて苦言を呈する内容もあり、真剣で率直、そして愛情に
溢れたものでした。展覧会場では自身の作品について、選考委員に直接講評を
もとめる姿もみられ、これからの方向性を掴んだ作家もいたのではないでしょうか。
最後に、2000年度選考委員・内藤氏は、
「展示してある270点あまりの
作品の量と個々の作品が放出するエネルギーに圧倒された、閉館して夜がふけてから、
これらの作品同志が仲良く話しをしたり、“俺の方がすごい”と主張し、競い合って
いるような気がする」
と、しめくくられました。
|
- ●ヤング・ポートフォリオ購入作家の活躍
-
1996〜1999年度ヤング・ポートフォリオにて連続購入作家の
安村崇さんが、キャノン株式会社が主催する公募「写真新世紀」(第20回)で
優秀賞を受賞しました。
|
- ●カンボジア・アンコール小児病院プロジェクトへの募金について
-
K・MoPA館内に設置の、カンボジア小児病院プロジェクトのための募金箱に
たくさんのご協力をいただき、誠にありがとうございました。
1999年6月26日(土)(「ウィンバロック−魅せられた光の謎」展初日)から
2000年1月16日(日)(桑原史成「水俣」−報道写真家・桑原史成の原点最終日)
までの募金約110,000円を、アンコールフレンズ基金に寄付させていただきました。
2000年1月22日(土)より同募金活動を再開しております。今後もご来館の皆様の
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
|
- ●温かいりんごのパイ
-
K・MoPA館内のレストラン ラ・プルミエールは、ティー・タイムにも
軽い食事を召し上がっていただけるようになりました。(詳しくは、
ラ・プルミエール
の項目をご覧ください。)
ミュージアムで写真をご覧になったあと、ちょっと
何かお腹に入れたいようなときには、ランチメニューでも人気のビーフカレーや、
日替わりパスタ、冬に美味しい“温かいりんごのパイ”がおすすめです。
|