現在冬期休館中:
2024年12月9日(月)~2025年3月19日(水)まで
<次回の展示>
KMoPA開館30周年記念展
●前期「写真の冒険」 会期:2025年3月20日(祝・木)~6月15日(日)
●後期「写真と肖像」 会期:7月5日(土)~10月13日(祝振・月)
キュレーター:楠本亜紀氏
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KMOPAは「生命(いのち)あるものへの共感」「永遠のプラチナ・プリント」「若い力の写真:ヤング・ポートフォリオ」を三本柱とし、展示・収集活動を行ってきました。なかでもヤング・ポートフォリオは国内外の若手作家の登竜門とも呼ばれるまでに成長を遂げました。
本展では、若い写真家たちを刺激し、激励するため、「25人の20代の写真」ではじまった開館記念展へのオマージュとして、「写真の原点:25人のU35の写真」に焦点を当てていきます。
30年にわたるKMOPAコレクションから、写真の原点、そしてKMOPAの原点を見直したいと思います。
展示は前期と後期の2部仕立てです。 前期では写真という新しい技術や視覚を用いた「冒険」的な試みを。 後期では、写真がそもそも発明されるきっかけともなった「肖像」をテーマに展示します。
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【前期「写真の冒険」】
写真という新しいメディア・技術をめぐって、その発明当初からさまざまな実験が行われてきました。
シュルレアリスム、アブストラクト・フォトといった、歴代の写真家たちによる想像力豊かな軌跡を展覧するとともに、ヤングフォトグラファーたちの果敢なチャレンジから、写真の可能性を見て楽しみ、未来の写真について考えるきっかけを生みます。