<次回の展示>
KMoPA開館30周年記念展 後期
●後期「写真と肖像 顔から風景へ」 会期:7月5日(土)~10月13日(月・祝)
ゲストキュレーター:楠本亜紀氏 (Landschaft/インディペンデント・キュレーター、写真評論家)
───────────────────────
KMoPAは今年で30周年を迎えます。開館記念展は、若い写真家たちを刺激し、激励することを目的とした
「25人の20代の写真」展からはじまりました。
本展では、そのオマージュの意味も込めて、1万点以上に及ぶKMoPAコレクションのなかから
「25人のU35(35歳以下)の写真」を新たな視点で厳選し、
写真の原点、そしてKMoPAの原点を見直す展覧会を二期に分けて開催します。
前期では写真という新しい技術や視覚を用いた「冒険」的な試みを。
後期では、写真がそもそも発明されるきっかけともなった「肖像」をテーマに展示します。
───────────────────────
【後期「写真と肖像 顔から風景へ」】
肖像には長い歴史があります。まだ写真が発明されてなかった頃の肖像画は、
生きた証、理想像、権力の誇示など、時代背景や目的に応じて描かれてきました。
写真が発明されると、安価で短時間でできる肖像写真の需要は一挙に高まります。